自宅でできる、小学生のうちにしておきたい勉強とは?

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目次

2020.06.12

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1.自宅で勉強することの意味

1-1.何のために勉強するのか

何のために勉強するのかというテーマについては、子どもと一緒に考えてみるのもいいでしょう。将来の夢を実現させるため、生きていくため、さまざまな考えがあると思いますが、どれも間違いではありません。

勉強することで心が豊かになるといった面もありますし、子どもとそういった意識を共有しておくと、今後の勉強のモチベーションにもつながります。

1-2.自宅で勉強する理由

自宅での学習は、主に授業で習った内容の復習にあてます。習ったことをその日のうちに復習することで、記憶を定着させることができるため、できるだけその日の内容をその日のうちに消化するようにします。

また小学生のうちは、毎日勉強する習慣をつけることが最も大切です。短時間でいいので毎日机に向かう習慣をつけておけば、これから先も自分で勉強するようになります。できるだけ低学年のうちからこの習慣をつけるようにしておきましょう。

2.心を育てる一つの方法として勉強を取り入れる

2-1.好奇心を大切にする

小学生にとって勉強だけが大切ではありません。親が子どもに身に着けてほしいと思う生活習慣や、挨拶の習慣、子どもが積極的にやりたがるようなスポーツや遊びなど、子どもの心を育てるのに大切なことは山ほどあります。

小学生の子どもは興味や好奇心が旺盛です。この気持ちを大切にして、勉強にも活かしてあげましょう。たとえば実際に触れて知る、気になることを調べてみるといったことで、子どもの好奇心を満たすことができるかもしれません。

本人が楽しいと思って自ら行動したことが勉強にもつながっているとわかれば、勉強も楽しくできるでしょう。

2-2.親子のコミュニケーションをとる

子どもが興味を持ったことを、「一緒に調べてみようか」「見に行ってみようか」と親が一緒にアクションを起こしてあげることで、子どもにとってその時間はとても有意義な時間になります。

子どもが調べたことを「どんなことがわかったのか教えて」と聞くのもいいでしょう。一生懸命話してくれる子どもは、イキイキしています。

親が自分の話をしっかり聞いてくれると、子どもはさらに一生懸命いろいろなことに取り組むようになるでしょう。すべてにおいて親の愛情と、親子のコミュニケーションは必要不可欠なのです。

3.身につけておきたい基本学力

では、学力として身につけておきたいのはどんなことでしょうか。また、それらはどうすれば身につくのかを見ていきます。

3-1.読解力と語彙力

すべての基本となるのが読解力です。問題を読み解く力になるので、ここが弱いとすべての科目に影響が出ます。読解力と語彙力読書をすることで身につけることができます

漫画や動画は見やすいのですが、それでは不十分です。本を読む習慣をつけるようにすれば読解力・語彙力が身につきますし、想像力も豊かになります。

また、わからないことを辞書で調べる習慣をつけるのもおすすめです。子どもが文字だけの本に苦手意識を持っているなら、1日10分でもいいので一緒に読むのもいいでしょう。読んだ後に感想を話してもらうと、会話力も身につき、親子のコミュニケーションにもなります。

3-2.計算力

算数、数学で必要な力ですが、計算問題を数多くこなすことで計算力は養われます。簡単なものから始め、少しずつ難易度を上げるようにするといいでしょう。計算のスピードも重要です。毎日タイムを計って問題を解き、間違えた問題はやり直すことで正確性も身につきます。

3-3.記憶力

単語や年号など、記憶力を必要とする場面も多くあります。記憶力は反復することで身についていきます。単語を書きながら声に出して読むといった、インプットとアウトプットを同時に行うのも効果的です。手を動かす、耳で聞く、目で見ることで記憶することができます。

3-4.自己肯定感と達成感を学ぶ

問題集を全部解き終わる、宿題を毎日やるといった、継続した努力により達成したことは、やり遂げた後に達成感が得られます。この達成感は小学生のうちにぜひ体験しておいてほしい感覚です。

達成感を得るために頑張ることができるようになりますし、これだけやったという自信がつき、自己肯定感を高めることができます。そうすることで中学・高校と進んでも、自分で勉強する力が身につくでしょう

4.まとめ

小学生のうちは親とのコミュニケーションが何においても最重要です。そしてこのコミュニケーションこそ、子どもにとって大切な勉強の一つでもあります。そのほかの勉強も楽しくできるよう、親子で工夫してみましょう。

勉強の基本さえ身に着けておけばこれから先、親も子どももラクになることは間違いありません。

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