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指先を動かす遊びは、子どもの脳の発達に良い影響を与えます。
指先を使うことで神経が発達していき、細かな動きもできるようになっていきます。 脳に刺激を与えてくれるので、思考力や言語力、運動能力を育てるためにも指先を使った遊びは大切です。
指先を動かす遊びとしては、積み木遊びやシール遊び、お絵かきなどが効果的です。 とくに積み木は、指先を動かすだけでなく頭を使って組み立て方を考えたり、形を覚える力なども養っていくことができます。
年齢に合わせた積み木がたくさん登場しているので、幼児期の積み木遊びにぴったりの積み木を選んであげましょう。 知育用の積み木、シールなどは、子どもの想像力を養うための工夫がたくさんしてあります。
食べ物でも指先を動かすような遊びを取り入れることができます。 指先でつまめるように小さくカットしたフルーツ、ころころと転がるお菓子などを与えてあげましょう。
ピアノやバイオリンなどの楽器も、指先を細かく動かすためおすすめです。 幼児期から音楽を習わせることで音感、リズム感、記憶力、集中力など、さまざまな能力を高めてあげることができます。 本格的に習わせるのではなく、ピアノのおもちゃなどで自分の指を使って音を鳴らす楽しさを実感させてあげるだけでも十分効果的です。
体を動かす遊びは、体力を向上させるためには欠かせない遊びです。 さらに方法によってはさまざまな体の機能を向上させてくれます。
ただやみくもに走り回ったり体を動かすだけでは子どもが飽きてしまったり、もともと体を動かすのが苦手な子どもは嫌がってしまう可能性もあります。
ダンスや武道など、振り付けや型のあるものを教えてもらえば、楽しみながら体を動かすことができるという子どもは多いです。 振り付け、型などを学ぶことで、子どもは記憶力、集中力を高めていくこともできます。 武道では、礼儀や上下関係も自然と身につき、さらに精神力を高めるのにも役立ちます。
習い事教室に通わせることで、幼稚園に上がる前から社会性、コミュニケーション能力を養うこともできます。 いろいろな教室に体験に行き、子どもが楽しそうにしているジャンル、興味を惹かれているジャンルの習い事を検討してみることもおすすめです。
ダンスはバレエやヒップホップなど本格的なものでなくても、音楽教室で体を動かしたり、自宅で音楽に合わせて好きに体を動かすだけでもOKです。 自宅でも気軽に体を動かすことができる遊びですので、子どもが積み木やお絵かきなどに飽きたら試してあげましょう。
昔ながらの外遊びも、幼児期には脳への刺激となります。 室内では触れることのできない土、木、草、生き物などにたくさん触れて、新しいことをどんどん学んでいくことができるのです。
公園の減少などで外遊びをする機会は昔に比べると減っていますが、時間を見つけて外で一緒に遊んであげるようにしましょう。 外遊びでの代表的な遊び、鬼ごっこは、体力の向上だけでなく判断力や注意力、集中力、社会性を身に付けることができます。
泥団子作りは外遊びでありながら指先を細かく動かすので脳への刺激にもなります。想像力を養い、感性を豊かにするのにも役立ちます。 落ち葉アートでも感性を養うことが可能です。必要な色の落ち葉を集めるために手先を使ったり、注意力を高めたり、想像力を豊かにしていきます。
自然と触れ合いながら、美的感覚を磨いていくことも可能です。 外遊びをした日は、その日のことを親子で話し合ったり、言葉が分からないようなら「今日はこんなことをして楽しかったね」と語りかけてあげましょう。
親子のコミュニケーションの時間を豊かにすることは幼児期の脳の成長には非常に重要です。 日中に日光をたっぷり浴びて体を動かすことで、夜もぐっすり眠れるようになります。子どもの健やかな成長のためにも外遊びは大切です。
幼児期の遊び方についてご紹介いたしました。
指先を動かすことで子どもの脳は発達していき、さまざまなことができるようになります。 体を動かす遊びは体力の向上以外にも多くのことを教えてくれます。
さらに外で遊ぶことで新しい発見を与えることができ、これは子どもの脳の成長には欠かせません。 ただおもちゃを与えて遊ばせるのではなく、この遊びが子どもにとってどのように役立つのか、体のどの機能を向上させられるのかを考えることは重要です。
脳の成長が非常に早い幼児期に少しでも多くのことを学ばせてあげられるように、遊ばせ方、おもちゃ、食事、習い事など、いろいろなことについて考えていきましょう。
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