小学校入学までに身につけておきたい習慣

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目次

2020.03.11

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1.小学校生活と園生活の違い

幼稚園・保育園では子どもたちが自由にのびのびと遊んだり、ゆったりとした時間が流れています。年長さんが小学校に入学すると、規律を重んじながら規則正しい生活を送るため、環境は変わります。

小学校の授業は1コマ45分間と決まっており、子どもは1日4〜5コマの時間を集中して過ごします。1日約4時間はじっと集中しながら、先生の話を聞いて勉強しなければなりません。

年長さんの頃から少しでも机に向かう習慣を付けておくと、学習習慣も自然と見につくでしょう。そして、小学校では集団行動が多くなり、時間割に沿って規則正しく過ごすことになります。時間が決められた中で食事を済ませたり、早寝早起きの習慣をつけておくことも大切です。

2.小学校に馴染めるように生活面で準備をしておくこと

小学校入学前までに、自分でできるようにしておきたい習慣を見ていきましょう。

・早寝、早起きの習慣
・一人で着替えることができる
・学校の持ち物を自分で用意できる
・時間内に食事を終わらせる
・トイレを使える

規則正しい生活を送れるように、毎日決まった時間に寝て、自分の力で起きられるようにしましょう。お気に入りの目覚まし時計を使うと、朝が楽しくなります。

小学校では自分で体操服に着替えることも多いです。自宅でも普段から一人で着替えられるようにして、脱いだ服を折り畳めるように練習しておきましょう。学校で必要な持ち物を自分で準備できるようにすることも大切です。年長さんの頃から「やってみよう!」と見守ってあげると良いですね。

小学校では食事の時間は決められています。時間内に食べ終える習慣を付けることが大切です。食事に時間がかかると、一人で教室に残ることになり、お昼休みに友達と遊ぶ時間がなくなってしまいます。自宅でも時間内に食事を終えられる練習をしておきましょう。

3.社会性や他人との関わりにおいて準備しておきたいこと

大きな声であいさつや返事ができるようにしておくことも大切です。

・あいさつを言えるようにする
・大きな声で返事ができる
・相手の話を聞くことができる
・相手の目を見て話すことができる
・学校まで安全に登校する

小学校では先生やお友達とあいさつをすることが多いです。「おはよう」、「ありがとう」、「ごめんなさい」はきちんと言えるようにしておきましょう。自分の名前を呼ばれたら大きな声で「はい」と返事ができるようにすることも大切です。

小学校では1クラス約30人の生徒がいますので、先生が一人ひとりに指導できないことも多いです。先生の指示を聞き逃さないように、話を聞くことができるようにしておきましょう。意思表示ができるように相手の目を見て話せることも大切です。

安全に登下校できるように、学校までの道順や交通ルールも理解する必要があります。信号や横断歩道、歩道橋など、安全第一に登校するように教えておきましょう。

4.学習面において準備しておきたいこと

小学校はグンと学習能力が伸びる時期ですので、ママと一緒に家で練習しておくと良いでしょう。

・鉛筆の持ち方
・自分の名前が書ける
・数を数えられる
・アナログ時計を読める
・ 1日1回、机に向かう習慣を付ける

小学校入学後、すぐにひらがなの読み書きを使う場面があります。自分の持ち物やプリントに名前を書くことも多いです。入学前から自分の名前をひらがなで書けるようにしておきましょう。ひらがな・カタカナは基本的な読み書きができるように入学前から準備しておくと安心です。

算数の学習にスムーズに入れるように、数字は1~10までは数えられるようにします。数字の感覚を身につけておきましょう。お風呂で一緒に数を数えたり、おはじきやドリルを使って、遊び感覚で数字に触れることをおすすめします。

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