わくわく算数1~6のご紹介
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55事例●すべての児童が学習する必修内容の『本編』と,個に応じて取り組める選択内容の『学びのサポート(じゅんび・もっと練習・算数資料集)』との2部構成になっており,一人ひとりの学びに対応できるように配慮されている。 【例】2上p.121~/3下p.115~/4上p.139~/5年p.247~/6年p.249~ など●巻頭に『教科書の使い方』『学習の進め方』『わくわく算数学習』『わくわく算数ノート』が設けられ,問題解決型の学習を通して,自分の考えを書いたり話したりして理解が深まっていくことを体得しながら,よりよく考える資質・能力を伸ばしていくことができるように配慮されている。また,巻末『学びのサポート』の『算数資料集』には,『わかりやすい説明の仕方』『図のかき方』『算数でよく使う考え方』などが整理して掲載されている。 【例】2上p.2-9,136-139/3上p.2-9,148-151/4上p.2-9,158-161/5年p.2-9,280-285 など●解決の見通しをもったり,その過程を振り返ったりして児童が主体的に学習を進められるように,学習の『めあて』や『まとめ』が設定されている。『めあて』につながる児童の主体的な考えや気づきは,『学びのめばえ』として強調されている。 【例】2上p.118-119/3上p.42-43/4下p.6-7/5年p.62/6年p.134-135 など●5,6年では,「全体の中で,統合的・発展的に関係性をとらえることのできる子ども」像を想定し,児童自身が1年間の学習を見通したり,既習内容を振り返ったりしながら学習が進められるように,年間1冊の合冊で構成されている。2~4年は発達の段階を考慮して上下巻の分冊で構成されている。学習内容の少ない1年は,前の学習を手本にしながら新しい学習を進めるというスタイルを取りやすいように合冊で構成されている。●年間配当時数が160時間以内(1年は127時間)で,標準時数よりも余裕をもたせて無理なく学習を進められる設定がなされている。●児童の主体的な学びを支えるために,児童の関心・問題意識を高める工夫や児童が自ら考え調べる活動の設定などがされている。その上で,新しい知識・技能を獲得し確実に定着できるように,『練習』『たしかめよう』『もっと練習』などが設定され,一人ひとりの学びに応じることができるように配慮されている。 【例】2上p.29(練習),p.32(たしかめよう),p.128(もっと練習) など●数学的に考える資質・能力を育成するため,数学的な見方・考え方を働かせて考える場面が各単元に設定されている。さらに,筋道立てて考える力を一層伸ばすために,『学びを深めよう』が設定され,問題解決の際に有効な考え方(思考法)や図・表などのかき方(基礎操作)が系統的に取り上げられている。 【例】2上p.116-117/3上p.36-37,3下p52-53/4下p.32-33/5年p.184-185/6年p.178-179 など●学習を振り返ってよりよく問題解決しようとする創造的な態度や学んだ算数を生かそうとする態度を培えるように,獲得した知識・技能を活用する機会が多く設定されている。単元末や学期末には,様々な素材を扱った豊かな活用の場面『学びをいかそう』が設けられている。 【例】1年p.103,2上p.33,6年p.143(やってみよう)/3上p94-95(算数の自由研究)/4上p.98-99(算数ラボ)/ 5年p.92-97(わくわく算数ひろば)/5年p.186-187(見積もりを使って)/5年p.238-239(よみとろう) など●新しい学習にはいる単元導入段階では,日常生活や既習の学習と関連付けて,児童自らが課題意識や見通しをもって学習に取り組める場面(単元とびら)を設定することにより,児童の主体的な学習を引き出す工夫がされている。 【例】2上p.88/3上p.10/4上p.38/5年p.112/6年p.112 など●各時間の学習に『めあて』や『まとめ』が設定され,児童が見通しをもったり振り返ったりしながら主体的に学習が進められるように配慮されている。 【例】2上p.53/3上p.26/4下p.2-4/5年p.38-39/6年p.38-39 など●1年の巻末に『かぞえかた』として助数詞の一覧が掲載されており,ものの正確な数え方が身につくように配慮されている。 【例】1年p.172-173●2年以上の巻頭には,『学習の進め方』『わくわく算数学習』を続けて設定し,『みんなで話しあおう』として対話による考えの交流のようすが具体的に示されている。さらに,その直後には,『わくわく算数ノート』が掲載され,書いて考えを深める力の育成に役立つように配慮されている。 【例】2上p.4-9/3上p.4-9/4上p.4-9/5年p.4-9/6年p.4-9●2年以上の巻末に設定された『算数資料集』『わかりやすく説明しよう 友だちの考えをよく聞こう』では,考えを伝えるときのわかりやすい説明の仕方がまとめられ,筋道立てて説明する力やポイントを押さえて聞く力などを育成できるように配慮されている。 【例】2上p.136-137/3上p.148-149/4上p.158-159/5年p.280-281/6年p.276-277●新しい演算を学習した後には,いくつかの演算が混じった『どんな計算になるのかな』(1年は『たすのかな ひくのかな』)を設定して,演算決定の根拠を説明する言語活動が系統立てて扱われている。 【例】1年p.148-149/2上p.96-97/3上p.92-93/4下p.56-57/5年p.94-95/6年p.88-89 など●道具の使い方や作図の仕方などは,手順を細かく分割した連続写真(必要に応じて動画等も用意)を用いて提示してあり,基本的な知識・技能が確実に身につくように配慮されている。 【例】2上p.40-41(直線のかき方)/3下p.4-5(コンパスの使い方)/4上p.72-73(垂直・平行な直線のかき方) など●低学年の計算領域では,練習問題の第1問目が主問題に極めて近い問題に設定されており,細かいステップをふんで知識・技能が確実に身につくように配慮されている。 【例】2上p.51「34+28」→①「34+29」/3上p.39「154+237」→①「154+218」 など●各単元末の「たしかめよう」には観点別評価問題が設定され,各問題の設定意図と対応する本文の該当ページを示して知識・技能が確実に身につくように配慮されている。 【例】2下p.78/3上p.73/5年p.122 など●本文ページの練習問題に加えて,巻末に2段階のレベルの『もっと練習』が設けられ,習熟度別学習など,実態に応じて柔軟に補充できるように配慮されている。関連する『もっと練習』の問題は本文のページ下部とリンクしていて,適宜扱えるようになっている。 【例】2下p.8→巻末「もっと練習」p.126 など●各学期の中間・期末にあたる時期に『復習』が設定され,その学年や前の学年の内容だけでなく,習熟が必要な計算問題などはさらに前の学年に遡って取り上げられ,基礎的・基本的な知識・技能が確実に定着するように配慮されている。また,全国学力調査等で正答率の低かった問題には★マークをつけて,意識して取り組めるように工夫されている。 【例】3上p.50-51/6年p.92-93 など
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