BlueSky_elementary5・6指導書のご紹介
31/36

13分書く活動先生が名前読みした音,または発音した単語の一部をなぞり書きする。アルファベットの名前読みまたは単語を発音し,どのアルファベットまたは単語かを紙面から探させて,書かせる。クイズ形式とし,最後に先生が発音しなかった文字や単語を児童に質問する。◎ アルファベットを4線上に正しく書くことができている。※書く目的は,先生がどの文字を読み,どの文字を読んでいないかを判別するためのメモを取ること。 解説 今回は,Unit 3の1日の生活という題材に関連して,他国の昼食事情に触れている。 日本の小学校では,給食指導もあり,教室でみんなで同じ時間に昼食をとるので,それが当たり前と思っている児童は少なくない。しかしながら,国や地域が違えば昼食のとり方もさまざまである。ここでは他の国や地域での昼食事情に触れ,異文化への気づきを促す。 アメリカでは,昼食はお弁当を持って行くか,カフェテリアで買って食べる。 お弁当の内容は,ハムやジャムなどのサンドイッチ,クラッカー,チーズ,果物など簡単に準備できるものが多く,保護者または児童自身が準備し,持っていく。お弁当はカフェテリアや屋外のテーブルなどで友だちといっしょに食べる。 カフェテリアで買う場合は,サンドイッチやパスタ,サラダなどの野菜,果物などがある。全児童がカフェテリアで食べる学校もあるが,その場合グループごとにランチタイムが分けられていたりする。 フランスでは,昼休みがとても長い。昼休みの時間は学校によるが,1時間半~2時間程度あるので,家に帰って昼食を食べても構わない。カフェテリアで提供される給食もあり,共働きの家庭では給食を選択する場合が多い。 給食はパン,サラダなどの前菜,肉などの主菜,チーズやヨーグルトなどの付け合わせ,デザートといった内容となっている。 日本のように,全児童が同じ時間に教室で同じ給食を食べ,給食当番が給食を配膳するようなシステムは世界では珍しい。活動例グループごとに1つの国の昼食事情を調査し,発表する。もしくは,Unit 3に関連づけて,外国の1日の生活について調べてみるなど,Unit 3を学習する中で児童が興味を持った事柄を掘り下げるのがよい。Did you know?▶p.38指導案集29

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る