生活科内容解説資料
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観点別特色一覧表わくわく せいかつ 上  いきいき せいかつ 下  せいかつ たんけんブック 別冊生活科の目標教科書の構成,編集上の区分観 点観 点啓 林 館 の 特 色啓 林 館 の 特 色❶学習指導要領に基づく目標と内容 が的確に盛り込まれ,生活科の基 礎・基本の定着が図られているか。❶教科書の構成・単元の配列は 適切か。❷子どもの意識,発達段階が考慮さ れたものになっているか。❸単元の内容・分量は適切か。❹他教科との関連を図ることによって 指導の効果が高まるような工夫が みられるか。❺「総合的な学習の時間」へのつな がりが配慮されているか❷「直接かかわること」をこれまでに 増してより一層重視しているか。❸生活上必要な習慣や技能が身につ き,「自立への基礎」が養われるよう に配慮されているか。❹気付きの質の高まりに十分目を向 けられているか。●上下巻とも,具体的な活動を通して,身近な人々や地域の自然,公共施設などとかかわり,子 どもの興味・関心,発達段階に応じて,生活科の目標が達成されるように配慮されている。●役に立つ資料は,教室で,野外で,家庭でも活用できるように,上・下巻の巻末と別冊「たん けんブック」にまとめられている。別冊は1年入学時に上巻と一緒に供給される。●上・下巻とも季節にそって単元が構成され,単元が進むにつれて活動が広がり,深まっていく ように配列されている。●上巻は主として学校を,下巻は主として地域を舞台とし,学習指導要領の9つの内容が子ども の発達段階を考慮して配列されている。「家庭と生活」にかかわる単元は,低学年児童にとっ て家庭は学校と密接不離な生活環境という観点から上巻に,「成長」にかかわる単元は,2 年間の活動の集大成という観点から,下巻の最後に重点を置いて配置されている(上巻の成 長単元は1年間の振り返りの扱いで最後に配置されている)。●単元名でその内容の概要がわかり,分量は子どもの興味・関心を生かした活動ができるよう, 大きくゆったりとしたくくりになっている。●他教科との関連や合科が図りやすい活動が紹介されている。国語(話すこと,書くこと,読む こと,物語など),算数(かず,時間),図工(製作,造形),体育(ゲーム),音楽(歌)など,様々 な合科的内容が紹介され,活動が広がるように工夫されている。●同学年の横の教科のつながりだけでなく,上位学年の教科,理科(土や水,風やゴムなどの おもちゃ,観察の初歩),社会,家庭科などとの関連も示され,上位学年での各教科学習時 に生活科の経験を振り返ることができるように配慮されている。●具体的な活動や体験を通して主体的にまた、協働して学習し,自ら考える力の基礎が養われ るようになっているので,中学年以降の「総合的な学習の時間」にスムーズにつながっていく。 総合的な学習で扱われることが多い教育課題にも十分に配慮されている(後述)。特に上下 巻の巻末資料や別冊「せいかつたんけんブック」を参考にして,着眼点のヒントを提示し,調 べ→まとめ→発表という一連の活動を行うことは,総合的な学習に直結している。●活動を通して自然な形で「多様な人々」や「自然」と直接かかわる場面をはじめ,学校・家庭・ 地域の中で子ども一人ひとりが実際にかかわることのできる「もの・こと」を,学習の対象とし てより一層大切にされている。特に,人と自然に対しては,繰り返しかかわっていくことができる ように配慮されている。●11の具体的な視点の中でも,特に,公共の意識やマナー,情報と交流の手段・活用場面, 基本的な生活習慣を意識した時間の感覚など,「自立への基礎」が養われるように十分配慮 されている。●単元は導入「わくわく」,主たる活動「いきいき」,交流活動「つたえあおう」,広がり・深まり「ちゃ れんじ」の4段階で構成され,マークを付して目立たせることで,単元を通して活動が発展し深 まっていくことが見て取れるようになっている。●単元内の活動は,基本的に見開き2p単位で構成され,それらが単発の活動にならないよう に,紙面右下を利用して,次の活動につながる子どもたちのやり取りが掲載されている。これに より,前の活動を受けて,次の活動に向けての思いや願いをもって深めていけるようになっている。●直接体験を通した子どもたちの発見や感動は,気付きへとつながる重要な手がかりであり,こ れらが写真・イラスト・カード・本文・キャラクターのセリフで表現されることで,気付きに目が 向くように十分配慮されている。また,教師が子どもたちとともに活動したり共感したりする様 子が取り上げられ,子どもたちの気付きが深まる例が随所に示されている。36

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