ノートの隅に少しずつ変化させた絵を描き,パラパラとめくると絵が動いて見える。1秒間に24コマ動かすように作られたのがアニメーションである。 人間の眼は,光の刺激をほんのしばらくのあいだ残しているからコマ切れで見えないで連続した絵として眼に映るのである。 身近にアニメを作るには回転させた絵をスリットから覗くようにすれば動いているように見える。 |
ペーパープレート(紙皿A9 直径23㎝)ストロー1本 25㎝程度の竹ひご 固定するためのシナベニヤ,工作用材 のり,セメダイン |
まず,アニメ盤づくりから始める。 アニメ盤は,10コマの絵で構成しそれぞれの絵は少しずつ変化させて描く。 ①ペーパープレートに見本または作製したイラストを貼りつける。その際,真中の位置を決め,のりを直径2㎝の円を描くように塗る。 次に,外側にある絵の裏にのりをつけ,ペーパープレートに貼っていく。 ②のりが乾いたら絵と絵の間にある白色部分をプレートといっしょに切り取る。プレートの裏を見ると皿の底部分の円まで切れているかどうかを確かめ底部分に沿ってカッターナイフで横を切りとる。 ③円の中心に千枚通しで穴を開け固定するためのベニヤを下図のように挟み,竹ひごを指し込み,接着剤で固定する。(接着剤が乾くまで待つ) ●使い方 竹ひごにストローを指し込み,片手でストローを持ちもう片手の手で竹ひごの下部を回す。目はスリットの位置に置き覗くと絵が動くように見える。 10コマの絵を創作させ独自の作品を相互に交換して鑑賞し合うのもいい。 |