歌う生物学
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勇気りんりんアドレナリン
作詞・作曲・歌・文 東京工業大学教授
編 曲
本 川 達 雄
松 尾   光

1) 勇気りんりん アドレナリン
瞳ぎんぎん アドレナリン
心臓どきどき アドレナリン
鳥肌ぞくぞく 手には汗
血糖上がるぞ アドレナリン
交感神経 アドレナリン
副腎髄質 アドレナリン
勇気がりんりん 湧いてくる
3) グルグルグルグル グルカゴン
ぐるぐるぐるぐる 血がめぐる
グルグルグルグル グルカゴン
グリコーゲンは 減少し
ごんごん上がるぞ 血糖値
ランゲルハンスの A細胞
そこから来るか グルカゴン
グルグルグルグル グルカゴン


2) チロチロチロチロ チロキシン
甲状腺から チロキシン
ちろちろちろちろ 火がもえる
体の中で 火がもえる
代謝が上がるぞ 熱が出る
ヨードが四つだ チロキシン
分化の促進 チロキシン
チロチロチロチロ チロキシン

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ここがポイント
 動物のホルモンはたくさんあって, 名前と働きを覚えるのはやっかい. その中でも血糖調節に関わるものは教科書でも大きく取り上げられ(生物IB改訂版 p.211)試験にもよくでるので覚えざるをえない. そこで血糖を上げる代表的なホルモン3種を語呂合わせの歌にしてみた.
 アドレナリンは副腎髄質から分泌されるホルモンだが, 交感神経の末端から出される神経伝達物質でもある. 交感神経だから, いざ出陣!という 「戦闘モード」. 血糖値が高くなって, 瞳ぎんぎん心臓どきどき勇気りんりん瑠璃の色, 気分は少年探偵団である (ちょっと古いか).
 血糖を上げるホルモンは体温調節にも関与しており体温を上げる. アドレナリンやチロキシンがそうだが, 体の中で火をちろちろ燃やして暖めるイメージをもてばよいだろう. チロキシンの分子にはヨードが4個結合している.
 血糖調節と言えばすい臓. インスリンとグルカゴンが出るが, 血糖を上げる方がグルカゴンで, グリコーゲンを分解して血糖値をごんごん上げる.