Lesson 4－Part 2
At the end of the 19th century, /
19世紀末
upper class women in Europe /
ヨーロッパの上流階級の女性は
wore large wire-framed skirts /
大きなワイヤーフレームの付いたスカートをはいていました
with their waists laced /
腰を締めつけて
with corsets. /
コルセットで
They were also putting large decorated hats /
彼女たちはまた，大きな装飾された帽子をかぶっていました
on their heads. /
頭に
“I don’t want to put myself /
「私はなりたくないのよ
in the same group /
同類に
as those ladies,” /
あんなご婦人がたと」と
exclaimed Chanel. /
シャネルは叫びました
She began to design small hats /
彼女は小ぶりの帽子をデザインし始めました
and in 1908, /
そして1908年に
she opened a hat boutique /
帽子のブティックを開きました
in Paris. /
パリに
Later, /
のちに
Chanel designed comfortable dresses /
シャネルは着心地のよい服をデザインしました
that she liked /
自分が気に入った
and wanted to wear. /
そして着たいと思う
Of course, /
もちろん
they needed no corsets. /
その服にコルセットは必要ありませんでした
World War Ⅰ broke out /
第一次世界大戦が起こり
in 1914 /
1914年に
and the lives /
そしてその暮らしは
of both the rich and the poor in Paris /
パリの金持ちも貧乏人も
inevitably changed. /
必然的に変化しました
As the men went to the battlefields, /
男性が戦場に行ったので
the women were left /
女性はさせておかれました
to do everything /
あらゆることをするように
in place of the men. /
男性の代わりに
These women needed simple and functional clothes /
こういった女性たちはシンプルで機能的な服を必要としました
that would allow them /
女性たちに可能にする
to move and work with ease. /
楽に動いたり働いたりすることを
Chanel’s dresses met their needs /
シャネルの服は彼女たちのニーズに応え
and gained popularity /
そして人気を得ました
in Paris. /
パリで
Due to the war, /
戦争のために
materials for dresses became scarce. /
服の素材が不足しました
Chanel’s attention turned to jersey, /
シャネルの関心はジャージーに向けられました
a material /
素材である
that had previously been used /
以前は使われていた
only for men’s underwear. /
男性の下着にだけ
She began producing flexible dresses /
彼女は柔軟性のある服を作り始めました
made from jersey /
ジャージーでできた
in 1916. /
1916年に
Many ladies rushed to Chanel’s shop /
多くの女性はシャネルの店へ突進しました
to buy these comfortable dresses. /
この着心地のよい服を買うために
Chanel’s “simple,” /
シャネルの「シンプル」で
“comfortable,” /
「着心地がよく」て
and “useful” style /
そして「便利な」スタイルは
had a strong influence /
強い影響を与えました
on modern fashion. /
現代ファッションに
