おおぐま座について
- アルファベットUrsa Major/Greater Bear
- カタカナ、音読みウルサ・メジャー/グレーター・ベア
おおぐま座はプトレマイオスによって設定されました。
おおぐま座の胴体と長い尾の部分を形作る星の並びが北斗七星です。
ギリシア神話によると、おおぐま座の大きな熊の正体は、美しいニンフの一人であるカリストだといわれています。
カリストは月と狩りの女神アルテミスの侍女で、いつもお供をしていました。
カリストはアルテミスの知らぬ間にゼウスの愛を受け、子を身ごもってしまいます。
その先は諸説ありますが、怒ったアルテミス(もしくはゼウスの妻ヘラ)が嫉妬に怒り狂って呪いの言葉を浴びせます。
するとカリストはみるみるうちに大きな熊に姿を変えてしまいました。
森に姿を消したカリストは後に息子のアルカスとともに天空へ上げられます。
しかしゼウスがしっぽをつかんだまま放り上げたため、しっぽが伸びて長くなったといわれています。
おおぐま座の話
同じ星座でも、時代によって見られ方やエピソードが異なります。
それぞれの時代や地域におけるおおぐま座のお話をご紹介します。