さいだん座について
- アルファベットAra
- カタカナ、音読みアラ
さいだん座はプトレマイオスによって設定されたトレミー48星座の一つです。面積は237平方度で肉眼星数は67個。
さそり座の尾のすぐ南にあって、南半球からよく見える星座です。
アラトスの「ファイノメナ」では、さいだん座が南の空に低く見える頃に海が大荒れになるという話が伝承されています。
また「カタステリスモイ」によると、サイクロプスによって作られた祭壇で、ゼウスたちがクロノスを倒すときに火が灯されたという言い伝えも残っています。
【物語の出典】
全天星座百科 新版(株)河出書房新社(2011年2月)
星の文化史事典,(株 )白水社(2019年12月)
さいだん座の話
同じ星座でも、時代によって見られ方やエピソードが異なります。
それぞれの時代や地域におけるさいだん座のお話をご紹介します。