かんむり座について
- アルファベットNorthern Crown
- カタカナ、音読みノーザンクラウン
かんむり座はプトレマイオスによって設定された48星座の一つです。面積は179平方度で肉眼星数は35個。
二等星がひとつあるだけで明るい星座ではありませんが、目につきやすい特徴があります。
オウィディウスの「転身物語」の伝承よると、テセウスに去られ悲しんでいたクレタ王女アリアドネを酒の神ディオニュソスが慰め、彼女の冠を空に投げ上げたされています。
またヒュギヌスの「天文詩」では、かんむりはアリアドネと地元の豊穣神リーベルとの婚礼の際に空に置かれたとされています。
【物語の出典】
星の文化史事典、株式会社白水社(2019年12月)
全天星座百科、河出書房新社(2011年2月)
かんむり座の話
同じ星座でも、時代によって見られ方やエピソードが異なります。
それぞれの時代や地域におけるかんむり座のお話をご紹介します。