わし座について
- アルファベットAquila/Eagle
- カタカナ、音読みアクィラ
わし座はプトレマイオスによって設定されました。面積は652平方度で肉眼星数は116個。
プトレマイオス48星座のひとつで、メソポタミアでもわし座として知られています。
トロイアのガニメーデス少年をさらうために鷲に変身した大神ゼウスの姿だという説があります。また、ゼウスは幼少期に何度か鷲に運ばれており、鷲はゼウスの象徴ともされています。わし座の星座絵には少年が描かれていますが、もともとはアンティノウス座という別の星座でした。2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスの恋人だったアンティノウス少年が溺死してしまったため、皇帝が星座にしたと言われています。
【物語の出典】
星の文化史事典、株式会社白水社(2019年12月)
全天星座百科、河出書房新社(2011年2月)
わし座の話
同じ星座でも、時代によって見られ方やエピソードが異なります。
それぞれの時代や地域におけるわし座のお話をご紹介します。