生活科内容解説資料
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さあ みんなで でかけよう春から初夏の遊び場での活動です。自然遊びを行ったり,公共の精神を養ったりします。公園のイラストでは,幼稚園児も遊びに来ているなど,幼保小連携も視野に入れた紙面構成にしています。ひとつぶの たねから上巻では花を中心に育てます。栽培開始時期に合わせて単元を配置し,成長過程を一望できるように,工夫しています。また,花が終わった後に,種ができる様子も丁寧に扱い,命のつながりを実感させます。がっこうと ともだち本単元では,学校探検を通して,学校にいる人,設備等に気付き,学校が安心できる場所であること,公共のものを大切にすることなどの基礎を築きます。いちねんせいに なったよ本単元は,スタートカリキュラムの一環となるように,登下校の安全,学校の一日の流れ,友達作りと,学校が安心して過ごせる場所であることに気付くことを目標としています。生きものと なかよし上巻では,生き物と触れ合うことから命の温かさを感じるように設定しています。扱う動物は,ウサギをメインに,モルモットやダンゴムシなど,実態に応じて取り組んでもらえるように配慮しています。だいすき なつ春からの季節の移ろいを最初に実感できる単元です。校庭探検や,水や土遊びなど,自然体験を中心に展開しています。また,夏休み指導など,最初の長期休暇を前に指導に役立つ単元です。たのしもう あきこの単元は,春の遊び場での体験もふまえ,自然の変化から季節が秋に変わってきていることに気付かせます。その後,秋の実りなど,季節を存分に楽しむことができるように展開しています。ひろがれ えがお今回の家族単元は,お手伝いに偏重することがないように,子どもが「喜んでもらいたい」という思いや願いをもって,自発的に家での役割を果たし,自尊感情を深めることができるように展開を工夫しています。もう すぐ 2年生一年の出来事を振り返り,自身の成長を実感する単元です。振り返りでは,KJ法を用いて整理するなどの工夫も例示しています。また,園児の体験入学を通して,自身の成長に気付かせるようにもしています。たのしさ 見つけたよ ふゆこの単元では,冬の生き物の様子に気付いたり,風などを利用した遊びをしたりなど,野外で元気に遊べるように展開しています。また,伝承遊びなど,地域の人との交流活動も重視した単元です。27

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