算数内容解説資料
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5年p.1705年p.62 ■ 「数量関係」における課題:計算の順序についてのきまりなどを理解すること平成19年度の学力調査A問題1(7)では,6+0.5×2の計算問題が出題され,正答率が69.1%でした。 ■ 「数量関係」における課題:割合の意味について理解すること平成22年度の学力調査B問題5(2) で,3つの品物の中から20%引きしたときの値引額が一番大きいものを選択する問題が出題され,正答率が17.4% でした。自社「評価テスト」の結果分析から,小数や分数の除法の場面における演算決定に課題がみられました。その対策として,「小数÷小数」,「分数÷分数」の単元導入やその後の「どんな計算になるのかな」における演算決定の根拠の説明のしかたを丁寧に展開しました。評価テストの結果分析と対応割合の意味を図と言葉で丁寧に示しました。また,グラフや表から「もとにする量」と「割合」をよみとって,「くらべる量」を求める問題を取り上げるなどしています。課題への対応式表現や計算のきまりについては,第1学年から系統的に取り扱っています。整数,小数,分数と数が拡張されていくごとに計算のきまりを確かめるようにしています。課題への対応思考力,判断力,表現力,定着5年p.515年p.87「どんな計算になるのかな」でも導入時と同じ図と言葉を使って説明する展開にしました。「小数÷小数」の単元導入では,小数でわる式になるわけを図と言葉を使って丁寧に示しました。課題への対応課題への対応37

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