算数内容解説資料
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《編集の基本方針》『わくわく算数』が大切にしている思考力 判断力 表現力見通しをもち筋道を立てて考えたり表現したりする力を高め,数理的な面を通して人間の知性を開発する力を育みます。子どもの主体的な学びを実現します啓林館では,これまで,習得・活用・探究の趣旨を重視して教科書づくりを進めてきました。平成25年4月の中央教育審議会答申において,今後の教育の基本的な方向として,「成熟した社会を生き抜く力の育成」が喫緊の課題とされ,そのために自立・協働・創造に着目する必要があることが明らかにされました。平成27年度から使用されている『わくわく算数』では,子どもたちの社会における自立の基礎を培い,生涯学習の理念および習得・探究を活用を通して統合することを目指しました。子どもたち一人ひとりが主体的に学び,自ら考え表現する力を,そして,子どもたちが未来を切り啓いて生き抜いていく力を身につけ,生涯にわたって豊かな知的活動を展開してくれることを願っています。未来を切り啓ひらく子どもたちへ編集委員長清水 静海帝京大学教授子どもの主体的な学びをサポートします自ら学ぶ力の育成習得したことを活用したり,さらに深めたりする場面を多く設定して,学びの広がりを実感できるようにしました。子どもの主体的な学びを広げます教わるだけではなく,自分で考えて問題を解決できる力を身につけることが必要です。『わくわく算数』は,子どもが自ら考えることを大切にしています。自ら考える力の育成子どもたちが積極的に授業に参加し,見通しをもって学習することが大切です。『わくわく算数』は,主体的に学んでいく子どもを応援します。子どもたちの主体的な学びをサポートするために,一人ひとりがしっかりと学習に取り組めるわかりやすい紙面にしました。「子どもたちが自ら,課題を見つけてそれに取り組み,考えを伝えあい,学びを深めていく。」そういった主体的な学びが実現できる教科書です。

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