理科内容解説資料
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わくわく理科48観 点啓林館の特色6.児童の個人差に配慮して,  学習に対応できるように  工夫されているか。 ■「わくわく理科プラス」・「学習のはじめに」では,単元導入時点での自分の考えの確認をし,「学習の終わりに」では,学習後の自分を見つめる場を設け,児童一人ひとりの考えを大切にして学習を進めていくことができるようにしている。■「わたしのくふう」・児童一人ひとりが学習を進めていくことができるよう,「わたしのくふう」などでさまざまな方法を例示して,自由な発想を促している。7.発展的な学習内容が,無理なく  適期に設定されているか。■「発展」・ロゴを添えたわかりやすいマークで本文の内容と明瞭に区別しつつ,児童の興味・関心に応じて単元の学習内容をさらに深めたり広げたりできる内容を,単元内の「理科の広場」,単元末の「力だめし」,「ひろげよう」などで,適期に扱っている。1.見通しをもって,主体的に観察・  実験を行うことができるか。■見通しをもって活動できる配慮・観察・実験にあたって,児童の問題意識を大切にし,予想や計画を立てたり,自分の力で問題に取り組んだりできるように工夫している。■児童が自ら活動できる配慮・観察・実験にタイトルを付け,活動のねらいを明確にしている。また,手順の説明は,わかりやすく順を追って配置し,要点をつかめる写真やイラスト,記録カードを掲載して,主体的に活動ができるように配慮している。2.安全面・衛生面に十分配慮し,  確実に観察・実験を進めることが  できるか。■観察・実験における安全の徹底・従来から高い評価をいただいている「みんなで使う理科室」を4年,6年に設けて,理科室でのルールやマナーを身に付け,器具や薬品の扱いに習熟できるようにしている。・各観察・実験では,「!マーク」の注意文のほか,「換気」「安全眼鏡」などの注意に,視覚的にわかりやすい共通のマークを設けている。野外の活動や夜間の観察での注意,手を洗うなどの衛生面の配慮も,漏れなく示している。3.観察・実験などの数や程度は適切か。■発達段階に応じた観察・実験の設定・児童が実感をもって問題解決学習を行うのに適切で,かつ,十分な技能の定着を図ることができる観察・実験の数としている。特に3・4年では,内容に応じてスモールステップに区切り,児童が理解しやすいようにしている。・授業時間内で児童が主体的に実施でき,よい結果が得られる内容・手順としている。4.器具・材料は入手しやすく,  身近なものを使用しているか。■観察・実験器具・安全で扱いやすい器具や,児童の身近な道具や材料を使用するように配慮し,わかりやすい方法や新しい器具・材料の使用も提案し,確実に観察・実験を進めることができるようにしている。■栽培教材・全国的に育てやすく,都市部の学校などで広い場所の確保が難しくても栽培でき,かつ,各学年の学習の目的に適した教材を採用している。5.基本的な技能を習得できるように  配慮されているか。■基本操作・基本的な器具の使い方は丁寧に解説し,適宣「練習しよう」を設け,単元末「たしかめよう」にも適宣,練習問題を設けている。「わくわく理科プラス」の「思い出してみよう」でも,適宜,器具の使い方について扱っている。⑥ 観察・実験などの活動

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