理科内容解説資料
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わくわく理科44観 点啓林館の特色3.学習の有用性を感じ,興味・関心  をもって学習を進められ,活用・  探究へと深める工夫はされているか。■豊かな感性をはぐくむ「地域資料集」・5・6年に「地域資料集」を設け,学習したことを豊富な資料を通して一般化し,自然の多様性と共通性を感じることができるようにしている。・各学年巻末に「読んでみよう 理科の本」を設け,各学年の学習内容に関連する書籍を紹介して,理科への興味関心を一層喚起できるようにしている。■実社会・実生活へ広げる「理科の広場」,単元末「ひろげよう」,「未来へひろがる日本の技術」・単元内の読物「理科の広場」で,身近な生活に関連した話題などを数多く取り上げている。・単元末の「ひろげよう」,「未来へひろがる日本の技術」で,実社会・実生活と関連した内容や学習したことを応用した科学技術などについて,ビジュアルな紙面で扱い,理科に一層興味をもち,理科を学ぶ有用性を実感できるようにしている。■単元内の補充・活用コーナー「やってみよう」,「つくってみよう」・単元の学習を受けて,習得した知識や技能を補充・活用する活動を,時期を逃すことなく実施できるよう,適宣紹介している。1.学習内容は,児童の直接体験を重視  して,適切に扱われているか。■直接体験を大切にした展開・児童が十分な直接体験を行いながら学習を進められるような展開としている。2.生命を尊重し,自然を愛する心情を  育むことができるか。■活動時の細やかな配慮・観察に必要な生物だけを採り,観察が終わったら元の場所に逃がすなどの配慮を呼びかけている。・動物を観察する活動では,動物に対し,やさしく接することに触れている。※生命を尊び自然を大切にする態度等については,「① 教育基本法第2条」ー「第4号」の項をご参照下さい。※環境の保全については,⑦ 今日的課題への対応」ー「1.環境教育(ESD:持続可能な開発のための教育)」の項をご参照下さい。3.日常生活にかかわる内容を扱って,  実感を伴う理解を図ることができ  るか。■理科と生活のつながりを実感できる豊富な話題・単元内の「理科の広場」や単元末の「ひろげよう」,「未来へひろがる日本の技術」などで,身近な生活に関連した話題を紹介している。・単元末の「力だめし」や「わくわく理科プラス」の「学年末問題」でも,身近な生活に関連した出題を心がけている。4.ものづくりでは,児童の知的好奇心  を高めることができるように配慮さ  れているか。■学習内容を実感できるものづくりコーナー「つくってみよう ものづくり広場」・3年「おもちゃランドへようこそ」,4-6年「つくってみよう ものづくり広場」をそれぞれ巻末に設け,学習内容を生かしたおもちゃ作りなどについて,イラストや写真を多用して,作り方の手順を丁寧に示している。また,関連する単元内の箇所に「ハサミ」マークを入れ,「つくってみよう ものづくり広場」を参照できるようにしている。5.自然災害に関する内容は適切に  扱われているか。■自然災害について考える内容を具体的な情報とともに扱うことで,児童が問題意識をもち, 自分のくらしとの関わりや防災を意識することができるようにしている。・5年「台風と気象情報」,6年「大地のつくりと変化」の学習に関連して「くらしを守る」を設け,防災・減災教育の専門家の先生監修のもと,災害に対する備えなどを扱い,防災・減災の意識を高められるようにしている。・5・6年巻末「地域資料集」や単元内の「理科の広場」,単元末の「ひろげよう」などでも,津波・雪害・豪雨などに関する話題や資料を豊富に取り扱っている。6.他教科や総合的な学習の時間との  関連は図られているか。■社会科との関連・方位については,社会科でも学習することを明示している。5・6年の地域資料集では,地域の気候とくらしの関係や,地域の文化に関する内容も扱っている。※算数科との関連は,「③ 創意工夫」-「2.基礎学力の定着」の項をご参照下さい。④ 内容の選択・扱い

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