理科内容解説資料
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わくわく理科42観 点啓林館の特色1.主体的な問題解決学習から,  思考力・判断力・表現力を  養うように工夫されているか。■結果と考察の明示,丁寧な本文記述・混同しがちな「観察・実験の結果」と「その結果からわかること」を区別できるように,観 点の投げかけと確認の場面で,それぞれロゴを設けて,具体的にわかりやすく明示している。・本文では,結果から考察への流れを,丁寧な文章でしっかりと記述している。■問題解決能力の育成・ポイントとなる「予想・計画」「考察」の場面では,適宣「話し合い」マークを設け,具体的 な発問も示している。・各学年の巻頭に,問題の発見から始まる問題解決の流れ全体を,「学習の進め方」として整理 し,具体的な学習に入る前に,順を追って丁寧に解説している。■記録の整理と表現・観察・実験の結果を表やグラフに整理し,考察・発表する活動を充実させている。・予想や考察で,自分の考えを図や科学的用語を使って表現する場も設定している。■コミュニケーション能力の育成・「力だめし」では,理由を説明する問題や,記述する問題を多く用意している。・「わくわく理科プラス」の「考えてみよう」はグループ討議で活用できるものであり,児童が 交流する場面をつくることができる。協働学習にも有効に活用できる。2.基礎学力の確実な定着と  応用力の育成を図るための  配慮はされているか。■復習と確認「思い出してみよう」・適宜「思い出してみよう」を設け,既習事項を確認できるようにしている。・各学年に「学習をつなげよう」を設け,複数の単元で別々に学習した内容のつながりを意識できるようにしている。・「わくわく理科プラス」の「学習のはじめに」に「思い出してみよう」を設け,学年間・学年内の既習事項や日常経験を確認した上で学習を始められるようにしている。■単元末のまとめ「まとめよう」・各単元末には,「まとめよう」を設け,その紙面を参考に自分なりに工夫し,わかりやすくまとめる習慣付けができるようにしている。・単元を振り返り,教科書の「問題の文(?マーク)」を引用することで,無理なくまとめられるようにしている。■科学的用語の定着「新しく学習した言葉」「さくいん」・「まとめよう」のページに,「新しく学習した言葉」欄を設け,学習した科学的用語が確実に定着するようにしている。・各学年の巻末に「さくいん」を掲載して,重要な科学的用語を,1学年を通していつでも参照できるようにしている。■基礎学力の定着「たしかめよう」,応用力の育成「力だめし」・各単元末では,「たしかめよう」で基礎学力を定着させ,「力だめし」で基礎・基本を応用する力が養えるようにしている。・「わくわく理科プラス」では,「学習の終わりに」で本冊の「力だめし」の問題を再掲載し,スモールステップのヒントを新たに設けることで主体的に取り組めるようにするとともに,巻末に「学年末問題」を設けて,総合的な読解力が身につくようにしている。■レポート作成力の育成・3年では「きろくのまとめ方」,4年では「記録のしかた」「記録の整理のしかた」を丁寧に示 し,具体的な記録カードの例を数多く紹介している。■生活科との関連・3年では,生活科での活動や体験を活かして理科の学習に入れるようにしている。■算数科との関連・各学年の巻末に「算数のまど」を設け,算数科で学習する内容との関連を示している。 単元内では,関連する算数科の内容箇所に,「えんぴつくん」(弊社算数科教科書のキャラクター)を登場させて,「算数のまど」を参照できるようにしている。③ 創意工夫

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