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体験的活動を通して, 基礎・基本をしっかり身につける楽しい算数 〜「面積」の学習を通して〜 |
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1.はじめに
これらの3点に留意した取り組みを以下にまとめていきたい。 2.学習形態と算数的活動の工夫に重点を置いた取り組み
《学習形態の工夫》 個人で考えた後,「ペア」「4人チーム」と友達との関わりの場を設け,友達と自分の考えを伝え合い,その中で自分なりの考えをより明確に持たせていった。
◆授業後の感想◆
3.算数的活動の工夫と家庭との連携に重点を置いた取り組み 基礎・基本の定着を図るためには,児童に対して学級と家庭の両方から働きかけることが大切と考え,家庭との連携にも取り組んできた。
学習してきたことを生かして家の人と算数的活動を楽しむと同時に,家の人には学習状況を把握してもらい,学校と家庭とが連携して児童に関わっていくことができた。 《児童の感想》 家で面積ゲームをしました。カードに四角形がかかれていて,「実物」と書いているところは自分で長さを測ります。あとは長さが書いてあるので,たてと横の長さをかけると面積が出ます。 正方形は一つの辺の長さが分かれば面積が出ます。とても楽しかったです。 《親からのメッセージ》
4.おわりに 「学習形態の工夫」「算数的活動の工夫」「家庭との連携」この3点に重点を置いて実践を進めてきた。個人思考から小集団・全体へ,具体的活動から抽象思考へ,学校と家庭との両面からの子どもへの関わりといった点で,少しずつ成果は出てきているように思われる。 しかし,今後さらに児童一人一人の学習の理解度を的確に把握し,それに応じた学習形態や算数的活動等の支援方法の研究や,親子で楽しみながらできるゲーム感覚の家庭学習をより多く開発していき,保護者の声も大切にした授業づくりをしていくように研究を深めていきたい。 |
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