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量の感覚を育てる算数的活動の工夫 〜第4学年単元「面積」の指導を通して〜 | |
福岡県三池郡高田町立竹海小学校 野片 敏洋 |
1.はじめに 量は,実測の際の物差しの目盛りを読んだ経験や毎日の生活の中で直感的に比べたり,五感を働かせて測定したりする経験から,イメージとして内面に残っていく。イメージ化された量は人によって違うことから,量の感覚を育てるためには具体物を用いた算数的活動や体験的な算数的活動などを行い,調査的な算数的活動や探求的な算数的活動などを数理創造の過程に位置付けることが大切であると考える。 2.量の感覚を育てるための工夫
3.授業の実際(10時間)
4.おわりに 調べたことを,確かめて,見直し,さらに確かめるという,算数的活動を工夫したことで,体験的活動と思考活動を繰り返し行わせることができ,面積の意味や求め方を考えながら面積の量感を育てることができた。これからの算数教育において,意味をよく理解し数学的に工夫し考え,習熟し活用できることが大切になってくるが,同時に,数や量の感覚を豊かにしていくことは,それらを培う上で必要なことだと考える。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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