本校の最上位目標である「自主・自律」の達成に向け、学力向上部、生徒指導部、人権教育部で連携し、すべての教育活動を行っている。全員担任制、単元テスト・到達度テスト、ルールメイキング導入と学校改革にも取り組み、学級活動、生徒会活動、部活動など、どの場面においても生徒の活躍が見られる。授業においても、1人1台端末を活用することで個別最適な学びと協働的な学びの一体化の充実を目指している。その1つに自己調整力を育む自由進度学習がある。
各自がワーク、ロイロ演習問題、Qubena、参考書、プリント等を用いて自身の進捗状況や習熟度に応じて選択することができる。自らで計画を立て、自己調整力をつけることができる。
複数の解法がある問題や、他者への説明が求められる問題を取り入れることで、自身の課題を明確にすることができる。
他者に説明することによって理解を深めるとともに、さまざまな考え方や視点を理解できる。
Google ClassroomおよびGoogle スプレッドシートを活用し、自身の学習状況を可視化・把握する。
クラス全体で共有されたスプレッドシートを他者参照できることから、同じ課題に取り組んでいたり、既に課題解決したクラスメイトを確認したりしながら、自発的に助言を求めることで、主体的に学ぶ姿勢を養う。
(学びの進め方の提示)
(Can Do リスト)
(進捗状況を教員も生徒も一緒に把握)
(日毎の振り返りシート)
Google スプレッドシート、Google Classroom、Qubena、ロイロノート・スクール
| 学習の流れ | 主な学習活動と内容 | ICT活用のポイント・工夫 |
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| 導入 (5分) |
本時の学習課題:自由進度学習のため、個に応じて取り組む課題はさまざまとなる。
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| 展開 (40分) |
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| まとめ (5分) |
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【写真1】
【写真2】
【写真3】
スプレッドシートを全体で共有したうえで、誰とどのように学ぶかを常に自己選択しているため、自己調整力が身につき、様々な学び方で学習を進める姿が見られるようになった。子どもたちは、これまでのコンテンツベースの学習ではなく、コンピテンシー(資質・能力)を育成する学びが身についてきており、自ら学びを進める生徒が増えてきている。
「学習の流れ」を示すことで、自ら学習を進める生徒が増えた。
クラウド活用することで、全員の学習状況を教員も確認することができ、必要な生徒に、必要な支援を行うことが出来ている。
(1)生徒による解説動画づくり
(2)大阪府チャレンジテストの解説と分析
(3)模擬テスト作成